2019年度活動報告

バッタンバン近郊タコック村 HOCにて

セイブアライフ ニュースレター 2020年5月号

皆様のご協力をいただき2019年度も活動を大きくすることができました。

  1. 10月 カンボジアノリア孤児院の岩田さん支援の会(仙台市・蔵王町)
  2. 6月から20年3月にかけて学生・社会人ボランティアによります仙台市内児童養護施設の子供たちに寄り添い・学習支援
  3. 沿岸部被災家庭へ心のケア継続

① カンボジアNGOホープオブチルドレン(HOC)岩田亮子さん講演会と支援の会実施

10月8日に仙台白百合女子大学にて、岩田氏の教育・保育系学生公開講座実施。前学長牛渡先生(教育学)の全面的支援により実現。教官・シスター含め99人参加。孤児院の歴史とカンボジアの今、政府の各施設に対する無理難題を知る。海外援助の成果として、孤児の減少をアピールしたい実態が見えましたが、たくましく生きることを誓いました。首都プノンペンでは、いくつかの児童養護施設が閉鎖され、子供たちはストリートチルドレンになっています。今こそ、日系NGO孤児院へ皆様の御支援が必要です。東京戻り

10日は宮城学院女子大学で、教育・福祉系学生と公開講座。教育学清水先生の拡大講義として30名が参加。同大のボランティア学生佐藤さんも運営に入る。カンボジア青年ユーちゃん(15歳中一)とソマル君(18歳テクニカルスクール卒業してカンボジアクボタに就職、二人とも自立訓練のためのHOCカフェレストランに寝泊まりしながら手伝う)も参加。                                           
*11日は静養を兼ねて、JALのOBの家族にステイ。セイブアライフの学生も招かれ、将来のカンボジア行きを話し合った。

10月12日 蔵王町ございんホールにて岩田氏交流会実施。2か月かけて仙南の心ある場所にポスター掲示依頼。台風豪雨のなか、山形・仙台・丸森などから35名が駆け付けた。東北福祉大学の赤塚先生の呼びかけで、ゼミ学生と教官8名も参加。前年に岩田氏のノリア孤児院を訪問した4年生とこれから行きたい  3年生が交友を温めた。  赤塚氏は、20代にカンボジアのボランティアに参加、教職を得て、ここ仙台の学生に国際支援の見方を育成されてきた。カンボジア政府客員アドバイザー(高齢者福祉)。30分で中学生の双子ちゃんも参加して歓迎会!アトリエデリスのオードブルにぱくつき、強風の中へ解散!岩田さん3人は次の日の甲府の支援の会は諦め、14日の朝東京へ向かう。理事や町内有志の全面協力によって実現できたことに感謝申し上げます。

☆宮城県国際化協会MIA助成

蔵王町にて
バッタンバン近郊タコック村 HOCにて
10年前の壁無しのころからつづく笑顔!

② 児童養護施設のこどもたちに将来の夢(職業)形成支援に入っています

仙台天使園(茂庭台) さくらホーム(同)、つばきホーム(同)、みずきホーム(泉区高森)

〇宮城教育大学8名・宮城学院2名・福祉大1・学院大1名・白百合大2名・社会人2名と共に、寄り添い・学習支援プロジェクト進行中

宮教大の方々(立町 ギャラリーカフェ・ガレにて)
宮教大の方々(立町 ギャラリーカフェ・ガレにて)

寄り添い・学習支援プロジェクト進行中
DV・困窮など様々な理由で親元を離れています。就職後に失業や非正規などで貧困の連鎖に入らないよう寄り添い・学力支援をしています。
人生のフェアスタートのために。月に2回ほど個別支援。内容は、個性豊かな学生さんが子供の実情に合わせて工夫します。優秀な学生スタッフの見識に支えられております。仙台自宅通学は2、そのほかは他県一人暮らしか、遠方通学。意識の高さは学ぶものがあります。2020春、4年生全員が教職に就きました。19年度は延べ140回になりました。
☆楽天 未来のつばさ基金

③被災家族に、心のケア

まだ困窮している家族に、代表と友人たちは数回にわたりケア支援に入りました。震災10年目に入り、縮小と見直しをしていきます。(小野)