2024年度活動報告

セイブアライフ

ニュースレター

2024年度活動報告 2025年5月号

皆様のお力をいただき2024年度も活動することができました。最も大変な子供の成長と自立支援の願いから。
ボランティアの創意工夫と人柄により、子供たちから慕われ、共に成長していく実感を持つことができました。

困窮など様々な理由で親元を離れています。就職後に失業や非正規などで貧困の連鎖に入らないよう寄り添い・学力支援をしています。人生のフェアスタートのために。月に2回ほど個別支援。内容は、個性豊かな学生さんが子供の実情に合わせて工夫します。優秀な学生スタッフの見識に支えられております。ひとり暮らしや遠方通学も多く意識が高いです。(当会第一期ボランティア宮教大、2019)

24年4月から25年3月にかけて学生・社会人ボランティアにより、①仙台市内児童養護施設の子供たちに寄り添い・学習支援。新たに仲間を迎え、学徒仙台は大学生18名・社会人6名の体制。天使園本園・さくらホーム・みずきH・桂Hの小学生7名、中学生6名、高校生6名。中三生5名は第一希望に進学。職員の御苦労の賜物。VO4年生の学生さんたちは今春学業を終え故郷の小学校の先生4,企業1,学童支援1などになられました。「子どもを環境全体で見る目の大切さを学びましたN、I」158回

②公益財団法人日本ライオンズの継続助成を受け、大船渡市の児童養護施設大洋学園の尽力で、小学生11名への寺子屋学習支援が本格化。ボランティアは退職校長先生と岩手復興NGOの若者7名。延べ250回

大洋学園各ホームでは、子どもが企画するお楽しみ会にボランティアはお呼ばれしています。お菓子作りや進行も子供がやるよ!思いやりの「生活スキル」を実践中。お孫さんみたいね。  いつも手作り問題ありがとう

③10月から、鶴岡思恩園の中学生と小学生の学習支援開始。思恩園では、東北公益文科大学と鶴岡高専の学生さんが担当しました。公立高校合格。延べ22回。幼稚園で二けたかけ算できた子もいるよ。(高専女学生担当)

〇仙台天使園と思恩園の中高生は、「財団法人樫の芽会」の助成により学ぶことができました。

☆外国孤児院への支援は、24年12月1日カンボジアHOC(ホープオブチルドレン)孤児院
副代表岩田亮子氏の仙台応援の会を、宮城NPOプラザで実施。また、2025年2月に、当法人有志7名が現地
訪問し、カフェ10周年記念の祭礼に参列いたしました。     さいごは歓迎会の鍋の様子。
バッタンバン市内のHOC café(自立経営と就労スキルの為の施設)は、賃貸の大ピンチを乗り越え、新装オープン。日本人デザイナーやフランス人カフェ経営者の協力を得て、子どもたちが市内のカフェを研究、自力改修。10年かけて岩田さんが分身のように育てた場所、中高・卒園生が交代でスタッフとして運営しています。カウンター真ん中が責任者のサオリ―さん。 ☆7人に医学生もいたので、JICAが支援した郡立病院小児病棟も訪問、日本人看護師さんの案内を受けました。市外のHOCを訪問、子どもと交流。日本留学や医学部・先生を目指し、頑張っている女子高生が何人もいます。「勉強の機会を与えたい」園長ムニー様と岩田氏の願いです。ツーリストと外国人に好評のモーニング=3$。自家製ベーグル二個付き。盛りだくさんフルーツ(コーヒー別1ドル)たくさんのお客さんが常連に。お腹を壊さない安全な水と食事で好評。国は年に10%の経済成長。恩恵は全部に行き渡らず、格差拡大。コロナ禍観光業と中国系建設業の日雇い失業。保護すべき児童は増加!物価は、日本の5分の1から、3分の1に上昇。大人の収入は月3万円。中国によるIT社会化と借金。しかし、85%が農村人口。オーガニックな農産物の実力は偉大です。平均年齢26歳、子供たくさん、国力の元です。日本・・・。

養護施設のこどもに寄り添い・学習支援ボランティアのお願い

児童養護施設のことご存知ですか。親が養育できない6歳から18歳までの子供たちが共同生活しています。親の病気のほかに、貧困などの様々な背景を持ちます。18歳になると卒園ですから、就職し自立となりますが、離職も多く非正規雇用となり貧困の連鎖に陥りやすくなります。一生通用する資格を知ることや、職業の夢をつくっていく手助けをお願いしたいのです。たとえば、少ない費用で看護師・保育士になるとか建築・整備士の学校に行くには、寮のある準公立の場合が多く、基礎学力も大切です。姉ちゃんや兄貴として、勉強のペースメーカーとして、心に寄り添う体験をしてもらえませんか。
① 活動場所:児童養護施設仙台天使園、桂ホーム、さくらホームなど
② 対象:小学生から中学生の男女で勉強したい希望の子。現在8人ほどいますよ
③ 期間:2025年5月から26年3月~随時、月に1回~2回。半年から1年程度
④ 担当:学生VOLUNTEER一人でひとりの子を継続担当。始まる前に顔合わせをしたいと思います。曜日としては、担当のこどもたちと相談です。土曜日・日曜日の可能性。平日放課後も相談して可能です。また、急な変更も相談可能です。たくさんお話してくださいね。
謝礼:謝金はございませんが、交通費のみ1回2500円です。教材費として子供一人2,500円を年に2回。使用はVOの自由。緊急支援は、考慮いたします。
⑥ その他:子供の教材費として、一人2500円2回(2教科想定)。学力やニーズにあわせて決めてやってください。子供のもつ教材や学生さんがおすすめのもの・手作り問題など。子供の様子から自由作成です。有料塾とは違います。低学年は遊びも入れてください。
連絡先:特定非営利活動法人セイブアライフの加藤までお願いします 090-7566-1453

*当法人は、内外の子供の人権を支援する活動をしています。鶴岡思恩園・大船渡大洋学園も支援中!カンボジアとナイロビの児童養護施設も応援

☆「カンボジアのNGOホープオブチルドレン孤児院 副代表岩田亮子さん(元CA)バッタンバン近郊」を毎年仙台にお呼びしています!報告会に参加しませんか。現在、宮教大3、宮城学院女子大5、東北福祉大5、東北大8、東北公益文科大学1、鶴岡高専2名の学生と社会人6名が協力してくれています。   仲間に入りませんか‼
HPは「セイブアライフ」 まで