セイブアライフ
ニュースレター
2023年度活動報告2024年4月号
皆様のお力をいただき2023年度も活動することができました。コロナ禍での自粛が解け、本格始動となりました。ボランティアの創意工夫と人柄により、子供たちから慕われ、共に成長していく実感を持つことができました。
①4月から24年3月にかけて学生・社会人ボランティアによります、仙台市内児童養護施設の子供たちに寄り添い・学習支援、
②公益財団法人日本ライオンズの継続助成を受け、岩手県大船渡市の児童養護施設大洋学園の尽力で、小学生への寺子屋学習支援が本格化。 旧4年生の学生さんたちは、昨春学業を終えて、地元の小中学校などの先生になられました。新たに仲間を迎え、仙台は18名の体制で、大船渡は7名体制で臨みました。
③外国孤児院への支援は、23年12月14日カンボジアHOC(ホープオブチルドレン)孤児院 岩田亮子氏の仙台応援の会を、宮城NPOプラザで実施。また、2024年1月後半に、当法人有志4名が現地訪問し現状の支援の方策を探りました。
☆児童養護施設のこどもたちに将来の夢(職業)形成支援に入っています。
①仙台天使園(茂庭台) さくらホーム(同)、つばきホーム(同)、みずきホーム(泉区高森) 〇学生と社会人ヴォランティア(意志の意味)では197回の支援となりました。ご縁のある中三生5人高3生1名が希望の学校へ合格。本人の頑張りと、職員の方々のご指導の賜物です。

子供さんは小中高生15名になります。困窮など様々な理由で親元を離れています。就職後に失業や非正規などで貧困の連鎖に入らないよう寄り添い・学力支援をしています。人生のフェアスタートのために。月に2回ほど個別支援。内容は、個性豊かな学生さんが子供の実情に合わせて工夫します。優秀な学生スタッフの見識に支えられております。ひとり暮らしや遠方通学も多く意識の高さは学ぶものがあります ―宮教大の方々(当法人一期生)
② 2022年度からはじまった、日本ライオンズ「寺小屋事業」
大船渡大洋学園
本園と小規模ホーム三か所。小学生は16名。ありがたいボランティアは、岩手県退職校長会気仙地区会有志、 市内英語塾の先生、陸前高田と岩手県復興NPOの若者です。各ホームに毎週学習支援に入ります。園の今野里美氏によるコーディネートで、児童の個性に合わせながら皆様奮闘中です。23年は延べ児童数475人.のべ支援は126回、 支援数が全国一となり、2024年4月12日、慈愛ある支援者の中から、さくらホームご担当の千葉勝也氏が、東京の全国連絡会議に招待され、きっかけ・経過・感想と展望を述べられました。素晴らしい印象を皆様に残されました。

③岩田亮子さん報告会は、ご縁の方々が山形・福島からも25名参加。東北福祉大学の現地ボランティア学生諸君も参加(23年2月赤塚先生引率)、盛況の中、皆様支援を誓いました。




バッタンバン市内のHOC café(自立経営と就労スキルの為の施設)は、賃貸契約が終わり4月に撤退の運命。1月に市近郊のHOCに訪問して38人の子どもたちと触れ合い、カフェの危機に対して方策を相談しました。10年かけて岩田さんが分身のように育てた場所、中高生が交代でスタッフとして運営しています。
カウンター真ん中が責任者のサオリ―さん。 ☆まずは、孤児院そのものを減らそうとする国策に対して、苦しい交渉の日々です。
ツーリストと外国人に好評のモーニング=2$。自家製ベーグル二個付き。盛りだくさんフルーツ(コーヒー別1ドル)たくさんのお客さんが常連に。おなかを壊さない安全な水と食事で好評。国は年に10%の経済成長。恩恵は全部に行き渡らず、格差拡大。コロナ禍観光業と中国系建設業の日雇い失業。保護すべき児童は増加!物価は、日本の5分の1から、3分の1に上昇。中国の5GによるIT社会化と借金。しかし、85%が農村人口。オーガニックな農産物の実力は偉大です。